はじめに
2025年8月の新刊絵本・児童書 全17冊をご紹介します。
まだまだ暑いので涼しいお部屋での読書に、ぜひお気に入りの1冊を見つけてみてください。
2025年8月の新刊絵本
アンパンマン がらがら もようえほん(やなせたかし/フレーベル館)
アンパンマンの絵柄がかわいい乳児向けのしかけ絵本です。
がらがら、しましま、まるなど、赤ちゃんが注目しやすい色や模様がふんだんに使われており、
はじめての絵本にもぴったりです。
ぼくのいえ(鈴木のりたけ/PHP研究所)
大ピンチずかんで有名な鈴木のりたけさんの「ぼくの」シリーズの第6弾です。
「ぼくのいえって、どんなのがいいかな?」と考える主人公。
空飛ぶ家、動く家、海の中の家……ユーモアあふれる発想が次々と広がります。
細かな描写の絵に、さらには絵探しも楽しめる、遊び心満載の一冊です。
その他の「ぼくの」シリーズはこちら
ポケットたくさんワンピース(リリー・ムーレイ/偕成社)
ポケットがいっぱいついたワンピースを手に入れた女の子。
おやつやお気に入りのものをどんどん詰め込んでいくけれど…?
想像力が膨らむ、ユーモラスで楽しいストーリーです。
「もしも」が大好きな想像力豊かな子や、おしゃれやが好きな子におすすめです。
どきどきしてる(たけがみたえ/偕成社)
いろいろな生き物たちの「どきどき」の気持ちを描いた絵本です。
これからの時期、運動会や発表会など子どもたちの「どきどき」する場面が増えてくるかと思います。
そんなときに「大丈夫」と安心できる温かいメッセージになる絵本です。
1945年8月6日 あさ8時15分、わたしは(いわさきちひろ/童心社)
原爆を体験した子どもたちが書き残した言葉を伝える絵本です。
いわさきちひろさんが描く絵とともに、戦争の悲惨さと平和への願いを静かに語りかけます。
子どもだけでなく大人も読むべき一冊だと思います。
ガーテンオブバンバンをさがせ!(ゃぴ/Gakken)
世界中で人気のホラーゲーム「Garden of Banban」をモチーフにしたさがし絵本です。
ページいっぱいに描かれたキャラクターやアイテムの中から、指定されたものを探して遊べます。
ゲームファンはもちろん、間違い探しが好きな子にもおすすめです。
おしえて!サンリオキャラクターズ いろんなきもち こわいってなあに? (浜名真以/Gakken)
サンリオキャラクターと一緒に、子どもの心をはぐくむ絵本シリーズの新刊です。
今回は「こわい」という気持ちについて考える絵本。
「どうして怖いの?」「怖いときはどうすればいい?」をやさしく解説してくれます。
親の言葉だけでは伝わりにくいことも、キャラクターのおかげで子供にもすっと理解できるのではないでしょうか。
その他の「おしえて!サンリオキャラクターズ」シリーズはこちら


えほんやのひなたさん(すずきもも/ニジノ絵本屋)
「ひなたさん」という絵本屋を舞台に、訪れるお客さんと本の出会いを描いた物語。
どんな人にもぴったりの一冊があること、絵本の楽しさや温かさを感じさせてくれる、絵本愛にあふれた作品です。
どくの ある いきもの(船山信次/フレーベル館)
ヘビ、カエル、虫、植物など、実は身近にも多い「毒」をもつ生きものを紹介する図鑑的絵本。
「どんな毒?」「どうやって身を守る?」といった解説が
写真やイラストでわかりやすく書かれており、子どもの好奇心を刺激します。
アンパンマンと すいこみどり(やなせたかし/フレーベル館)
みんな大好き、アンパンマンシリーズの新刊です。
アンパンマンと仲間たちが、なんでも吸い込んでしまう「すいこみどり」と出会うお話。
困っている人を助けるアンパンマンの勇気や優しさが描かれています。
2025年8月の新刊児童書
ルルとララのふわふわオムレット(あんびるやすこ/岩崎書店)
主人公のルルとララがお菓子作りに挑戦するシリーズの新刊です。
なんとこの「ルルとララ」シリーズは、今年で20周年を迎えたそうです!
今回はふわふわでおいしいオムレットに挑戦!
物語を読みながら実際に作れるレシピも載っているので、読書とクッキングを同時に楽しめる人気シリーズ。
火や包丁を使わないので、子どもに作れるお菓子ばかりで、おすすめです。
その他の「ルルとララ」シリーズはこちら

ルルとララシリーズは2025年4月時点で28冊も出版されています。
ぜひお気に入りの話を見つけてみてください。
まじょのナニーさん いちごの馬車でショッピング(藤真知子/ポプラ社)
魔法が使えるスーパー家政婦「ナニーさん」シリーズの新刊です。
今回は、もうすぐ引越しをする不安でいっぱいの女の子のもとに、魔女のナニーさんがやってきます。
いちごの馬車に乗って街へお買いものに出かけると…
ユーモラスでちょっぴり不思議な出来事が繰り広げられます。
その他の「まじょのナニーさん」シリーズはこちら
じごく小学校 えっ! おどろいてはいけない体験学習!?(有田奈央/ポプラ社)
いたずら好きの少年が通う「じごく小学校」を舞台にしたユニークなシリーズの新刊です。
この「じごく小学校」シリーズは累計150,000部を突破した、人気に火が付き始めている注目のシリーズです。
今回は、子どもたちは驚くことを禁止された体験学習に参加することに!?
おばけや地獄を題材にしつつも、怖いだけじゃなく笑える要素もたっぷりで、どんどん読み進められると思います。
またお話だけでなく、絵探しやクイズ、迷路などを楽しむことができるので、
一人読みが苦手な子も夢中で読むのでないでしょうか。


その他の「じごく小学校」シリーズはこちら




ことばザムライ(あさばみゆき/Gakken)
ことばを武器にして戦う「ことばザムライ」が登場。
ユーモアと迫力のあるストーリーを通じて、言葉の持つ力やおもしろさに気づかせてくれる作品で
読書が苦手な子にも入りやすい一冊だと思います。
スタートライン 風のなかへ(本田有明/金の星社)
陸上競技に打ち込む中学生の成長を描いた青春物語で、
仲間との出会いや葛藤を通して、夢に向かって走る勇気をもらえるストーリーです。
スポーツや運動が好きな子、友情や努力を描いた物語に共感したい子にお勧めです。
ぼくとコテツの最後の3ヶ月(江本宏平/Gakken)
愛犬・コテツと過ごす「残された3ヶ月」を描いた感動作です。
別れの悲しみだけでなく、家族の愛情や命の尊さを深く考えさせてくれる物語です。
子どもだけでなく大人にも読んでほしい一冊
です。
まとめ
2025年8月の新刊絵本・児童書 全17冊をご紹介しました。
ぜひお気に入りの1冊を見つけてみてください
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