はじめに
こんにちは、0歳と6歳の姉妹を育てるかーたんです。
長女が4か月のころから図書館で隔週30冊の本を借りて、読み聞かせをしてきました。
借りた本は累計4500冊越え!!
今回はどこのご家庭でも進め方に悩む「トイトレ」に関する絵本をご紹介します。
絵本の力を借りれば、お子さんだけでなくママ、パパも楽しくトイトレを進められるかもしれません。
ぜひお気に入りの一冊を見つけてみてください!
【段階別】トイトレにおすすめの絵本
①トイレに興味を持ち始めたとき
まずは「トイレってなあに?」「トイレってどんなところ?」を楽しく伝えてくれる絵本がおすすめです。
繰り返しのセリフや音で楽しみながら、トイレを身近に感じられます。
『ノンタン おしっこしーしー』(キヨノサチコ/偕成社)
「しーしーしー」のリズムが楽しく、子どもがマネしたくなる名作です。
我が家でもトイトレ前に、繰り返し読みました!

ノンタンだけじゃなく、
たくさんのお友達がでてくるところもお気に入りだよ。
「しーしー」を一緒に声に出して読むのが楽しいよ。
『できるかな?しーしー おしっこ』(いもとようこ/講談社)
ねこさんやいぬさんが「しーしー」する様子をみて、「ぼくもできるかも?」と自信を持てる一冊です。
いもとようこさんの優しいタッチで描かれた絵と、「まねっこ、まねっこ」という繰り返しのセリフで、
小さいお子さんでも読みやすく、トイトレのはじまりに最適な絵本です。
『トイレいけるかな』(わらべきみか/ポプラ社)
動物さんたちが「ひとりでおしっこできるかな?/うんちできるかな?」とチャレンジする様子が描かれています。
最後には「すっきり!」と清々しい表情!
動物たちの姿に共感して、「自分も!」とトイトレに前向きにさせてくれる一冊です。
② 実際にトイレを始めるとき(2歳前後〜)
おまるやパンツ、またトイレでの具体的な行動が描かれた絵本で、
「トイレに行ってみよう!」と一歩ふみだすきっかけになるのではないでしょうか。
『おむつのなか、みせてみせて!』(ヒド・ファン・へネヒテン/ポプラ社)
知りたがりのねずみくんが、お友達のおむつの中をのぞいていくと、いろんなうんちを発見!
しかけ絵本のワクワク感と「トイレでするんだよ」というメッセージで、自然とトイレへの興味を持ち始めます。
『とんとん といれ』(わだことみ/岩崎書店)
「とんとんとん」と扉をノックすると…扉の向こうにはトイレに座っている動物たち。
なかには失敗してしまう子もいるけれど、
「失敗しても大丈夫だよ、次はできるよ」と前向きに励ましてくれる、素敵な一冊です。
しかけ絵本で楽しく遊んでいるうちに、トイレに対してポジティブなイメージが持てると思います。



小さいサイズなのもおすすめポイント。
我が家でもよくお出かけに持って行って、
外食の待ち時間などに読んでいました!
『うんちでるかな?』(新井洋行/講談社)
やぎのころころうんち、ぞうのどっさりうんち、鳥が空に向かって…と、見ていて楽しい仕掛けがいっぱい!
最後にはトイレでうんちをする子どもの姿も描かれ、
「自分もがんばってみよう」という前向きな言葉を引き出す一冊です。
『おんなのこトイレ』『おとこのこトイレ』(南砂さくら保育園/ポプラ社)
保育園が監修したトイトレ用の絵本です。
『おんなのこトイレ』は「スカートのときはどうする?」「拭き方は前?後ろ?」など、
女の子ならではの疑問にすべて答えてくれます。
また「和式トイレ」まで載っていて、親子で安心してトイトレを進められます。
一方『おとこのこトイレ』は「座ってする?立ってする?」の選択肢に答えながら楽しく学べる構成になっています
しかけページもあり、「和式や小便器の使い方」も理解できるので、お家でも外出先でも頼れる一冊です。
③ ちょっと苦戦しているとき(なかなか出ない・嫌がる)
トイレがなかなかうまくいかなくても大丈夫!
ユーモラスなお話や安心できるお話でリラックスして、気長にチャレンジしてみてください。
『ぼく、トイレ』(飯野由希代/ひさかたチャイルド)
「トイレ」が主人公のユニークなお話です。
トイレを使ってくれる子を探す旅に出ますが…
『おしっこちょっぴりもれたろう』(ヨシタケシンスケ/PHP研究所)
主人公のぼくは、おしっこの前や後にちょっぴり漏らしてしまうことがあります。
でも「いいじゃないか」と前向きに考え、さらに同じように困っている人がいるのではないかと考え始めます。
ヨシタケシンスケさんのほのぼのとした絵と、肩の力が抜けるユニークなお話で子どもたちの心を軽くしてくれます。



我が家でも、たまにあった「ちょっぴりもれたろう」。
親も子も「あちゃ~」と残念な気持ちになっていました。
でもこの絵本を読んでからは「ちょっぴりもれたろう、しちゃったね」と
娘と一緒に笑い飛ばせるようになりました。
④ トイレ習慣を定着させたいとき
成功の流れをくり返し描いた絵本は、「もうできる!」という自信を育ててくれます。
『トイレでできた』(北川真理子/日本能率協会マネジメントセンター )
棋士の藤井聡太さんが幼少期に受けていたことで、一躍名前が知られるようになったモンテッソーリ教育。
そのモンテッソーリ教育の考え方に沿ったトイトレの絵本です。
男の子がトイレに成功するまでのストーリが、やわらかいタッチの絵で描かれており、
「自分もやってみたい!」という気持ちにさせてくれる一冊です。
『ゆっくとすっく トイレでちっち』(たかてらかよ/ひかりのくに )
可愛らしい絵で描かれた男の子と女の子、「ゆっくとすっく」が主人公。
「トイレは怖くないよ、楽しいところだよ」というメッセージが伝わる
子どものモチベーションをあげてくれる一冊です。



「ゆっく」と「すっく」という名前は
「ゆっくりすくすく大きくなあれ」という願いからつけられたそうです。
とっても素敵ですよね。
「ゆっくとすっく」のお話は、他にもたくさん出版されています。
ぜひ読んでみてください。
まとめ
トイトレは子どもによって進み方もペースもさまざま。
絵本は「楽しみながらトイレに親しむ」きっかけ作りにぴったりです。
焦らず、絵本の力を借りながら、親子で楽しくトイレの一歩をふみだしてくださいね。
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